"私たちが行っている「たんじゅん農法」(炭素循環農法)では、森が自ら育つように、畑の中でも野菜が自ら育つ仕組みを再現しています。
森の木々が育つのは、落ち葉や枯れ葉の『炭素』分をえさに、目に見えない小さな生き物たちが土をふかふかにするからです。ふかふかの土は栄養もたっぷりで、自然と大きく育つようになります。
これを畑に再現するのが私たちの農法です。土の中に『炭素』分となるもみ殻や廃菌床(きのこのおがくず)を入れて、畑の中の小さな生き物を増やし、ふかふかの柔らかい土にしています。
そうすることで、野菜が自ら育つ環境が整います。
そのため、野菜を育てる際も、果菜類にはアミノ酸肥料を入れますが、根菜類には一切肥料を上げていません。"